信頼に報いるということ
〇〇を紹介してください!
繋いでください!
~って、できますか?
最近、そういう人が私の周りに増えてきたように思う。
もちろん、自分が持っていないネットワークを他人が持っているのであれば、ありがたく使わせてもらうことに文句は一切ない。
私だって、たくさんの人を紹介してもらったし、そのお陰で今があるといっても過言ではないから。
問題は、その前に「誰かを繋いでもらう」ことの裏に、どのような意味があるのかを理解していない人が多すぎること。
紹介してもらうとき、ただ単純にその事象のみに焦点を当ててはいけないのは当たり前に持っていなければいけない感覚で。
紹介する方は、あなたを信頼できる人だと思っているからあなたのサポートをしてくれている。
あなたに紹介される方は、「紹介者の知り合いだから」というプラスのイメージを持ってあなたに接する。
人を紹介・繋いでもらうとき、それを意識している人はどれだけいるのか。
自分がどう動くかによって、ともするとあなたを紹介した人の信頼も失いかけないことを認識しているのか。
誰かが持っている人間関係というのは、その人が時間をかけて作り上げた財産そのものだ。
その財産を分けてもらうとき、あなたはどれだけの覚悟と気概を持っているだろうか?
信頼にきちんと報いる義務があることを理解しているだろうか?
繋いでください!の気軽な一言を言う前に、今一度胸に手を当てて考えてみてほしい。